反感を買わずに意見、提案する方法

仕事をするとき、自分自身で積極的にやるべきことを考え、意見、提案するスキルが求められることは多いです。
しかし、提案、すなわち自分の考えを伝え、実行に移すというのがまた曲者なのです。
何故なら、提案したは良いものの、上司から「何で勝手に決めるの?」「誰もそんなことをやる権限は与えていないだろう」なんて反応が返ってきては、落ち込むばかりでなく、最悪評価を落とされることにもなりかねません。
そうなっては、失敗を恐れるばかりに萎縮し、自分の考えがどんどん言えなくなるという悪循環に陥ります。そして、常に受け身でしか仕事ができないと見なされ、どのみち評価を落とされるわけです。

しかし、ご安心を。要は上司を始めとして周囲に、勝手に物事を決める奴、として反感をもたれないようにすれば良いわけです。
以下にその方法を記載します。

反感を持たれる場合

自分から提案したら反感を持たれる場合。それは最初から全部を自分の頭の中で決めつけて、相手にその考えを押し付けようとした場合です。
例えば、あるプログラムに対してコーディングルールを守れていない、等の動作上は問題ない箇所を修正する作業があったとしましょう。
その数があまりにも多く、直す場所と、直さなくてもよい場所を判断せざるを得ない状況になったとします。
ここで、「このコードは影響範囲が小さいので直して良いと思います。しかし、こちらのコードは影響範囲が大きいので直すのは見送った方が良いと思います。」等と言えば、上司からは「基本は全部直す方針だって言ったよね?影響範囲が広いので修正しませんでした、なんて話をお客さんが聞いてくれると思うの?」等とダメ出しされてしまう恐れがあります。

反感を持たれないようには

では、反感を持たれないように提案するにはどうすれば良いのかというと

  • 自分が決定するのは、問題点がないと根拠をもって言えることのみ
  • 問題点がある場合は、相手に解決のための選択肢をいくつか用意しておくこと
  • 最終的な意思決定は相手に委ねること


  • これに尽きるかと思います。
    そうしておくことで、最終的な決定権はあくまで相手にあるため、意見の押し付けには思われにくいですし、自分自身も判断を相手に丸投げした、ということにはなりません。
    先のプログラム修正の作業で言うなら、
    「このコードは影響範囲が小さいので直して良いと思います。しかし、このコードは影響範囲が大きく、修正ミスの可能性もあるため試験の再実施が必要になってきます。
    試験実施等の工数があれば対応自体は可能かと思いますが、いかがでしょうか?」
    もちろんもっとうまい言い回しはいくらでもあるかとは思いますが、この言い回しならば自分が決定しているのは影響が小さいコードを直す、という問題点がない箇所だけです。
    影響範囲が多く、問題点を伴う場所を対応する、しないは上司の判断に任せているので勝手に判断をした、とは思われません。
    また、対応する、しない等の選択肢とその理由付けを用意しておけば、相手はそのうちのどの選択が良いかを考え、回答してくれる可能性が高いです。

    まとめ

    仕事上では、コミュニケーションが必要だ、とはよく言われますが、相手に反感を持たれずに自分の考えを言う、というのもコミュニケーション能力の一つだと言えるでしょう。
    どうか、間違ったことを言わないように気を付けるあまりに何も言えなくなってしまった、ということにはならないよう注意したいものです。
    自分の責任は最小限に、なお且つ提案ができる人間だと思ってもらえれば周囲から認められ、より意見もしやすくなるかと思います。

    スポンサードリンク

    仕事

    Posted by かーず